最近の情報として、京都会議の二酸化炭素排出量の総量規制に関する問題で、ロシアの閣議で認められ、まもなく、京都議定書の批准が行われるだろうとの報道があった。このように、世界的レベルで、環境問題への関心が非常な勢いで高まっている。
漁業問題でも、魚を運搬する物として、以前は木箱が使用されていたが、最近は殆どがプラスティックに置き変わっている。これは処理の問題とかを抱えており、改善することは将来の問題として好ましい。
この問題の解決法として、宮崎県漁業協同組合連合会、宮崎県、宮崎市がトウモロコシペーストをベースにした生分解性プラスティックの利用を試みている。そこで、宮崎大学農学部附属自然共生フィールド科学教育研究センター木花フィールド(農場)でも参加して、この問題に取り組むことになった。
試験のねらいとしては、この資材が安全であること、肥料としても他の資材と比較して遜色がないこと、その他、何か特徴がないかに注目して試験を行う。
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