宮崎Rシステム Miyazaki Re-Use system
植物由来の生分解性プラスチック ポリ乳酸 Re-UseBox 宮崎Rシステム (とうもろこし)を原料に作りました
協議会概要 宮崎Rシステム お問い合わせ
生分解性プラスティックの肥料化試験について
 生分解処理を行った肥料の再活用
 10月より、宮崎大学 自然共生フィールド科学教育研究センター 木花フィールド(農場)内にて生分解処理を行った肥料での大根栽培の育成を実験するに当たり、現地を視察している状況です。
 美味しい大根に育つのが楽しみです。
 生分解性プラスティックの肥料化試験計画書
 最近の情報として、京都会議の二酸化炭素排出量の総量規制に関する問題で、ロシアの閣議で認められ、まもなく、京都議定書の批准が行われるだろうとの報道があった。このように、世界的レベルで、環境問題への関心が非常な勢いで高まっている。
 漁業問題でも、魚を運搬する物として、以前は木箱が使用されていたが、最近は殆どがプラスティックに置き変わっている。これは処理の問題とかを抱えており、改善することは将来の問題として好ましい。
 この問題の解決法として、宮崎県漁業協同組合連合会、宮崎県、宮崎市がトウモロコシペーストをベースにした生分解性プラスティックの利用を試みている。そこで、宮崎大学農学部附属自然共生フィールド科学教育研究センター木花フィールド(農場)でも参加して、この問題に取り組むことになった。
 試験のねらいとしては、この資材が安全であること、肥料としても他の資材と比較して遜色がないこと、その他、何か特徴がないかに注目して試験を行う。
 材料及び方法
 当宮崎大学の木花フィールド(農場)で試験を行い、試験材料はダイコン“耐病総太り”を使用し、秋冬ダイコン栽培で実施する。試験区は慣行区(当該地区の標準的施肥設計)と試験区を設ける。試験区は試料の成分分析に基づき、施用量を変えていく。
 調査項目は、出芽率、生育調査、病害調査、収量調査等を行う。
 結果のねらい
 まず、資材として安全かということ、対照区の慣行区と比較して同等以上の結果が得られるかということ、また、その他何か特徴が見られないかに注目して試験を行う予定である。
宮崎大学農学部附属自然共生フィールド科学
教育研究センター 木花フィールド(農場)
助教授 内田好則
Copyright (C) 2004 Miyazaki fishery biomass conference all rights reserved. << TOP