漁業体験短期研修

参加者の声

新田さん
新田 義勝(にった よしかつ)さん
31歳 東京都出身 東京都在住
研修内容 小型底曳網漁業 期間:12/2〜12/5
研修場所 JF宮崎市 勢漁丸(4.8トン)
指導漁業者 日高昭彦氏(漁協理事、宮崎県漁業士会会長)
過去に漁業に就いていた経験 無し
過去に漁業研修を受けた経験 サバ立縄 1週間(高知県)
船舶関係の免許 無し
新田さん
新田さん
新田さん

今回、小型底曳網漁業を体験した新田さんは、これから仕事をしていく上で夢のあるものが良いと思い、10月に行われた高知県での漁業研修に続き、2回目の漁業体験。「誕生日が海の日(7月20日)で、何か縁があるのではないかと思う。必ず漁師になるんだという意気込みで来ました。」とやる気満々の様子でした。

研修期間中は、沖が時化ていたために乗船実習は実質1日となりましたが、「船酔いはしなかったけれど、網を曳いている間の眠気の方が辛かった」と笑う新田さんは、指導者の日高さんから自転車を借り、船の出ない日には漁港やその周辺の暮らしを見て回ったそうです。

「地元の人たちとの交流、会話することの大切さをものすごく感じました。交流して認められた後に漁業という仕事がついてくるんだと実感しました。底曳網にはパートナーの加勢が必要な仕事もある。東京へ帰ってから、婚約者と話し合って将来の道を決めてきます」と力強く語ってくれました。

追跡報告

平成15年12月に行った「漁村・漁業体験短期研修」に参加していただいた新田さん。彼のその後を追跡調査するため、宮崎市の檍浜漁協を訪ねました。研修から約一年が経った今、そこにあるのは立派に漁師として活躍する新田さんの姿でした。

研修後も新田さんの漁師になりたいという意志は固く、一旦東京へ戻って船舶免許を取得すると、4月からは底曳網漁業で自立することを目指して再び宮崎へやって来たのだそうです。見知らぬ地で漁業を始めるにあたって、組合への加入や船の購入、新居探しなど様々な問題に直面し、苦労もありました。しかし研修の際、指導していただいた就業コーディネーターの日高さんと斉藤さんの協力もあり、平成16年12月にはようやく本格操業まで漕ぎ着けることが出来ました。

これまでの道のりは決して平坦なものではなかったはずですが、「この世界が甘いものではないことはわかってる。でも、はじめから大変だと思ってたら何も出来ないよ」と新田さんは言いのけます。堂々とした佇まいはすでに漁師そのもの。研修後に結婚した奥さんの名前を付けた漁船「久美丸」と共に、新田さんの漁師としての第二の人生が今、船出の時を迎えました。

新田さん新田さん
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