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JFシェルナース推進協議会の開催
月15日〜16日、第13回JFシェルナース推進協議会が、各県漁協・漁連購買担当者・貝殻利用研究委員・関係機関を参集して、JF全漁連において開催された。
 研修を通じて推進活動していく上での注意点や推進方法の説明があり、今後の活動に活かせる内容であった。また、他県の報告内容では、放流したキジハタ種苗がシェルナースで観察されたり、大型海藻が着生しているといった報告内容になっており、シェルナースの効果が発揮されていた。
 1日目の研修会終了後には交流会が行われ、会議で聞けなかった他県シェルナース効果の話が聞けたりなど、推進していく上で有意義な交流会となった。
1日目 「貝殻の有効活用法」「漁港漁場整備事業」「山口県が取り組んでいる資源管理」の講演。
2日目 推進協議会が行われ、「推進活動ポイント」「各地域の設置状況」などの説明がなされた。
シェルナースの取扱について説明 山口県の震源管理の取り組み説明
*小型魚礁として全国的に広く利用されている「貝藻くん」

*平成28年度までの実績
都道府県数:32
採用基数 :12,586基
貝殻使用料:約7,743t
貝藻くん

貝殻リサイクル魚礁「JFシェルナース」 〜貝殻が海を救う〜

JFシェルナースは貝殻を利用した人工漁礁で、魚の餌となるエビ・カニ類などを増やす効果や、幼稚魚の隠れ場としての効果に優れている。同時に、海藻の着定基盤としても適した構造となっており、JFシェルナースで藻場が創られた事例が各地で報告されています。また、漁業者自身がシェルナースの製作や調査への参加などを行い、豊かな海づくりに貢献している。
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