11月14日、宮崎県水産会館において平成20年度宮崎県水産振興祭（主催 宮崎県・水産9団体）を開催し、水産功労者・水産業優良経営者表彰式が執り行われた。
冒頭、丸山県漁連会長が開会を宣言、東国原知事が主催者を代表し挨拶を行った。引き続き後藤農政水産部長が審査経過を報告し、知事より水産功労者2名、水産業優良経営者延べ24経営体に賞状を授与し、栄誉を称えるとともに日頃の労をねぎらった。これに対し功労者表彰を受けた西郷漁協所属の甲斐文彦氏が謝辞を述べた。 |
水産功労者 |
甲斐文彦（79歳） 西郷漁業協同組合 |
 西郷漁業協同組合代表理事組合長、宮崎県内水面漁業協同組合連合会代表理事会長として系統団体の経営改善、組織強化に長きにわたって尽力されるとともに、内水面の振興はもとより、県民に対して癒しの場の提供等内水面の多面的機能の維持に多大な貢献をされました。 |
大森仁史（56歳）
社団法人宮崎県シラスウナギ協議会 |
 養鰻業界の適正養殖規範（GAP）導入を促すとともに、さらにレベルの高い独自のGAP基準を作成し、率先して導入しました。
また、いち早くトレーサビリティ体制を確立し、安全安心な宮崎産鰻の提供システムを構築するとともに、宮崎産鰻のPRと産地評価の向上に積極的に取り組み、他の模範となるものであります。 |
| また同会場駐車場において、県民へ県内の特徴ある水産物のPRを目的に、水産物即売会も行われた。併せて延岡出身2人組ボーカルユニット“Spirit”のミニコンサートを行い、宮崎県水産漁業応援歌「ひむかの海に朝陽が昇る」も披露された。 |
